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UNIXの書籍

Fedora Core 3ビギナーズバイブル―Linuxの基礎からサーバ構築まで徹底解説
Fedora Core 3ビギナーズバイブル―Linuxの基礎からサーバ構築まで徹底解説
4839916950
毎日コミュニケーションズ

LinuxサーバHacks―プロが使うテクニック&ツール100選
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487311151X
オライリージャパン

Debian GNU/Linux Expertデスクトップユーススペシャル
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4774121177
技術評論社

萌え萌えうにっくす!UNIXネットワーク管理ガイド―PC UNIXネットワーク管理日々の疑問に萌えの一手   Linux & FreeBSD Network Management
萌え萌えうにっくす!UNIXネットワーク管理ガイド―PC UNIXネットワーク管理日々の疑問に萌えの一手 Linux & FreeBSD Network Management
4839909555
毎日コミュニケーションズ

■Amazonエディターレビュー
   UNIX系OSというとサーバに使用され、CUIベースのストイックな環境が連想されるが、文化的な背景には遊びの要素が非常に多い。企業から発生したのではなく草の根的な土壌で誕生したため、いろいろなジョークとユーモアが散らばっているのである。

   さて、そのような事情と関係があるかどうかはさておき、本書は萌えキャラがUNIXのネットワーク管理を解説するもので、それなりに堅い本であることが多いUNIX系OSの書籍としては珍しい。内容としては、UNIX及びTCP/IPの基本知識、そしてネットワークトラブルの基本的な調査方法とネットワークセキュリティを強化するためのテクニック、用語集が収録されている。

 「萌え」などとのたまっても内容は比較的高度で、nmapやJohn the ripperを使ったセキュリティチェックなども取り扱っており、無線LANの話題やIPSecなど新しい内容もきちんとフォローしているので実用性は十分に高い。テクニックごとに章が区切られている構成であるが、必要な部分は系統立てて理解できるようにしているので障害切り分けなどの手順を一通り身につけることができるのも良い。ただしUNIX系OSの操作については詳説していないので、ある程度の経験があることが望ましいだろう。

   本書は用語解説が充実しており、かなりの量の注釈が施されている。この部分がウリの1つで、キャラたちの会話に登場するアニメやゲームのネタまでもがまじめに解説されている。20〜30代の方なら楽しめること間違いなしだ。UNIXのネットワーク管理を学びたいが、あんまり堅い本は今ひとつ苦手だという方におすすめの1冊である。(斎藤牧人)


UNIXネットワークプログラミング入門
UNIXネットワークプログラミング入門
4774117544
技術評論社

プログラミングテクニック―UNIXコマンドのソースコードにみる実践プログラミング手法
プログラミングテクニック―UNIXコマンドのソースコードにみる実践プログラミング手法
475614389X
アスキー

ハッキングLinuxザウルス
ハッキングLinuxザウルス
4797326530
ソフトバンクパブリッシング

Linuxデバイスドライバ 第2版
Linuxデバイスドライバ 第2版
4873110815
オライリー・ジャパン

■Amazonエディターレビュー
   Linuxの性質上、かつてはデバイスドライバの開発の多くはボランティアに頼るケースが多かったが、昨今のLinuxの普及にともない、多くのベンダーがLinux用のデバイスドライバを提供するようになった。Linuxで周辺機器を扱うために必要なデバイスドライバの開発は、大きなニーズを持った技術である。

   本書はLinuxにおけるデバイスドライバの開発を解説したものだ。Linuxの2.4系カーネルに対応したドライバ開発に準じている。前半部はドライバを組むという作業の解説を踏まえ、モジュールの作成と実行などの基本的な概念からメモリをデバイスに見立てたソフトウェアインタフェースについての解説、シリアルを利用した単純なデバイスを利用した実際のハードウェアに対するI/Oの処理や割り込み処理、そしてマルチプラットフォームであるLinuxの特性を生かすための移植性の問題などを取り扱っており、ドライバの動作についての基礎的な知識やデバッグなどの一連の技法も詳細に解説されている。

   後半部はより進んだ内容としてkmodと高度なモジュール化の話題、ブロック型ドライバのロード、mmapシステムコールとDMAの利用、そして、ネットワークデバイスのドライバとPCIバスを初めとするペリフェラルバスのドライバの書き方について解説している。最後にはLinuxカーネルの概要についても簡単に解説している。また本書は第2版としてUSBのドライバ、SMPといった技術についても解説している。

   本書を利用するためにはCでのプログラミング経験が十分にあることが条件となる。もちろんカーネルについての詳しい知識があればより容易に理解できるだろう。 (斎藤牧人)


Fedora Core2で作る自宅サーバー for Linux―本格サーバーがGUI操作で完成!
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4899770804
ラトルズ

入門UNIXシェルプログラミング―シェルの基礎から学ぶUNIXの世界
入門UNIXシェルプログラミング―シェルの基礎から学ぶUNIXの世界
4797321946
ソフトバンクパブリッシング

■Amazonエディターレビュー
   Unix系OSには強力なシェルが実装されている。対話型のCUIとして、各命令を織り込んだ処理を手軽に行うことができ、テキスト処理も高度にこなすことができる。しかし使いこなすまでにはちょっと努力がいる。高度な機能を持つがゆえに覚えるべきこともまた多いからだ。

   本書はUnixのシェルを解説したものだ。汎用性を重視し、Unix系OSが必ず実装しているBシェルを題材として扱っている。入門書であるため、基礎部分の解説が充実しているのが特徴で、エスケープ文字などのシェル特有の文字の扱い方や変数の扱い方、リダイレクションによるファイル操作や環境の操作などに、3分の1ほどの紙数を割いている。

   中盤からは、sedによるフィルタの使用の解説、数値計算やfor文やwhile文などの便利な機能の解説、そしてシェルスクリプトのデバッグの手順と手法を取り扱っている。章の構成はテクニックや実用性を重視しており、シェルスクリプトでの引数処理やパラメータ引渡しといったテクニックを1つの章で解説し、またシェル関数の例とシェルスクリプトの例もそれぞれ独立した章として用意しているなど、応用部分も押さえやすくしている。 

   各章では、使用頻度の高いテクニックを多く掲載しており、それぞれきちんと段落番号で区分しているので、索引から引くことも容易だ。巻末には、付録として各Unix系OSのシェルの差異、記述法の一覧が収録されている。

   基本部分から非常に詳細に書いているので勉強に向いたつくりである。またシェルで良く使われる機能のコードが多く含まれているので、実際にシェルスクリプトを書くときに役立つのも魅力だ。ただしBシェル以外のスクリプト言語の紹介があまり多くないので、拡張性に少々乏しいかもしれない。また、本書をよく理解するには、Unixのシステムに十分習熟している必要があるだろう。Unixにある程度慣れ、シェルを学びたいと考えている方におすすめ。(斎藤牧人)

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