科学のニュースが面白いほどわかる本―環境・生命・宇宙ナノテク編
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中経出版
■Amazonエディターレビュー
累計350万部突破の「面白いほどわかる」シリーズに「科学のニュース―環境・生命・宇宙・ナノテク編」が登場。ノーベル賞を受賞し、話題となった田中耕一氏の「タンパク質の構造解析法」や、小柴昌俊氏のニュートリノ観測など、注目の話題も網羅しつつ、各分野の最新動向について述べている（2002年11月時点）。 環境分野で述べられているのは、地球温暖化やダイオキシン、オゾン層破壊などの諸問題。それぞれの現象を根本原理からわかりやすく解き明かしているため、科学が苦手な人でも、問題のエッセンスを把握することができる。 生命科学分野で述べられているのは、オーダーメイド医療やクローン、遺伝子組み換え食品などの問題。こちらも一般の生活レベルにまで落とし込んで解説しているので、たとえ専門用語が理解できなくても、問題の本質は理解できる。
宇宙分野で述べられているのは、現在宇宙についてわかっていることと、最新の研究成果、そして宇宙開発の動向である。日本の宇宙開発の現状やNASAの次なる目標、今後のプロジェクトなど、気になるトピックが満載だ。
そして話題のナノテクについては、ナノテクが注目される理由から、その応用の可能性について述べられている。 科学の最新の成果や問題点、今後の課題などをイラスト入りでわかりやすくまとめており、現在注目のトピックを要領よく押さえたい人には最適の1冊であろう。（土井英司） | 
